
- コロナウイルスってどんなウイルスでどんな病気なの?
- 一般の人ができる感染の対策って?
- 予防方法ってあるの?
こんな疑問にお答えします。
こんにちは。病院で感染症対策委員会も勤めたことのある現役看護師のhachiです。
新型コロナウイルスの感染対策の結論は、手洗いとマスクです。
ただ、あなたの手洗い、マスクの使い方大丈夫ですか?
そこも合わせて今回は下のような内容を解説します。
記事内容
- 新型コロナウイルスってどんなウイルス、どんな病気、潜伏期間は?
- 注意が必要な人ってどんな人?
- 感染経路は?
- 新型コロナウイルスの3つの感染予防
- あなたの行動は感染予防になってないかも!よくあるNG行動
この記事を読めば、3分後にはあなたがコロナウイルスに感染して肺炎になるリスクを確実に減らせます。
読まずにテキトーな手洗いとマスクの使い方をすると、感染するリスクを高めますよ?
もし、

新型コロナウイルスってどんなウイルス、どんな病気、潜伏期間は?
はじめに新型コロナウイルスとはから解説します。
新型コロナウイルスとは?
発熱や上気道症状を引き起こすウイルスで、人に感染するものは6種類あることが分かっています。そのうちの2つは、中東呼吸器症候群(MERS)や重症急性呼吸器症候群(SARS)などの、重症化傾向のある疾患の原因ウイルスが含まれています。残り4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)の占めます。
上記は厚生労働省のHPの内容ですがわかりにくいですよね。
要するに、
という理解でOKです。
ただ、注意書きが必要なのは、
ということ。
新型コロナウイルスの致死率は2.3%ってどう?インフルエンザの20倍?
新型コロナウイルスの致死率は2.3%と世間では騒がれていますが、これは正確な数値か怪しいです。ちなみに新型コロナウイルスの致死率が2.3%と謳っている記事はこちらです。

そもそも致死率とは下のようなものです。
致死率とは、「ある病気の致死率」=「一定期間におけるある病気による死亡者数」/「一定期間におけるある病気の患者数」
つまりコロナウイルスの致死率に言い換えれば、新型コロナウイルスの致死率とは、新型コロナウイルスに感染した人の中で、新型コロナウイルスで死亡する者の割合ということ。
ただ、怪しいというのには下のようなことが考慮されているか微妙だからです。
- データが正確化不明
- 病院にかかって亡くなったのか、病院にかからず亡くなったか不明
- 無症状の人や症状が軽い人がデータに含まれていない可能性も
こちらの記事でも指摘されています。
要するに、この致死率ってあいまいなデータの上で計算された数字ということです。
鵜呑みにするのは危険です。
ただ言えることは、これだけ感染が広まっていて、死亡例が多く報告されていないことを踏まえると、上記で説明したSARS(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)やMERS(中東呼吸器症候群コロナウイルス)よりは重症化のリスクは低いと考えられます。
あくまで可能性のためこの記事の内容も鵜呑みにしないでください。
新型コロナウイルスに注意が必要な人
致死率が2.3%であろう、違うだろうが、以下の人は注意が必要といわれています。
- 高齢者
- 免疫力が低い方
- 心疾患のある患者やその他持病のある方
高齢者や心疾患がある人は注意が必要といった報道がされていますが、本質はそこではありません。
注意点
- 免疫力が低く方
- ウイルスに対しての耐性や抵抗力が低い方
高齢者がなぜ注意が必要なのか、それは年齢が高いからではなく、加齢すると抵抗力が弱まり、ウイルスが入ってきたときにそれと戦う力が弱いからです。
また、心疾患がある方だけが注意が必要なわけではありません。心疾患以外にも肺、内蔵、糖尿病などを持っている方も同様に注意が必要です。要するに持病があると抵抗力が弱い、もしくは重症化しやすいから注意が必要ということです。
ニュースの情報を鵜呑みにするのではなく、その本質部分をしっかりと頭を使って読み取ってください。
新型コロナウイルスの潜伏期間は14日?
新型コロナウイルスの潜伏期間は、情報が錯綜していて正確なものは不明です。
現時点では、14日前後というのが有力。
潜伏期間は現在のところ不明ですが、他のコロナウイルスの状況などから、最大14日程度と考えられています。
引用:新型コロナウイルス感染症Q&AⅠ新型コロナウイルス感染症の基礎知識
ただ、中国の情報によるともっと長い潜伏期間であるとも言われています。
ただ、潜伏期間はあくまで病気になるまでの期間なので、病気に感染しない、身体にいれないことが重要です。

次の項で説明します。
新型コロナウイルスの2の感染経路
新型コロナウイルスの感染経路は下のように考えられています。
- 飛沫感染
- 接触感染
接触感染とは、感染した人がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物にふれるとウイルスが付きます。他の人がその物を触れてウイルスが手について、口や鼻から感染すること。
つまり、新型コロナウイルスを持っている人の咳やくしゃみを受けて、口や鼻からウイルスが入って感染します。
新型コロナウイルスに感染している人がくしゃみや咳を手で押さえて、トイレのドアノブや、ドア、机、椅子などの周りのものに触るとそこにウイルスが付きます。そのウイルスが付いたものを他の人が触って、そのあと食事や飲み物を飲んだり、口元を触ったりして口や鼻から身体の中にはいると感染します。
正確に説明しようとすると、回りくどくなって申し訳ありません。
要はウイルスが身体に入ると感染が成立します。めちゃ当たり前ですけど。
この点を踏まえて次の新型コロナウイルスの感染予防を読んでください。
新型コロナウイルスの3つの感染予防【口や鼻からウイルスが入ることを考慮】
新型コロナウイルスの感染予防は下のようにまとめられます。
- 手洗い
- マスク
- うがい
順番に説明します。
手洗い【新型コロナウイルスの感染予防①】
手洗いはすべての感染症予防に効果があります。
基本的に手洗いさえ完璧にできていれば新型コロナウイルスもインフルエンザも感染しないといってもいいくらい(ただ、くしゃみとかもろに受けると感染しますよ。鵜呑みにしないでくださいね。)
手洗いの方法は別途調べてもらえばいいです。
手洗いのやり方以上に大切なことは手洗いをする前に下の行動をしないこと。
- 食事や飲み物を飲む
- 口に入るものにふれる
- 髪やスマホに触る
手洗い以上にここが重要かもしれませんね。
具体的に言えば下のような行動です。
- カフェに入って手洗いせずにコーヒーを飲む
- 手洗いをせずに箸を持ち上げたり、ストローを触る
- 彼氏や彼女の前だからと身だしなみを気にしてガラスに写り込んだ自分の髪を触る
- 手洗いをしたのにスマホを触る
本質は、ウイルスがどこについているかわからないから、口や鼻にものが入る行動をする前には手洗いをすること。
ウイルスがいるかもしないから、スマホや髪には触らない。
これができていないと感染予防なんてできません。
もし、

というあなた。
手洗いをしないとウイルスを口にいれているようなものですよ。
いくらマスクをしても手洗いをしないと全く意味がありません。
マスク【新型コロナウイルスの感染予防②】
マスクをしていれば大丈夫と思っている人もいるかもしれませんが、間違いです。
マスクは正しく使わないと全く効果がありません。
マスクを使うときの注意点は下のようにまとめられます。
- 正しく装着する
- マスクをつけたあとはマスクに触れない
- マスクはこまめに交換する
マスクは正しく装着しないと効果が全くありません。マスク装着前には二つ折りにして鼻に装着する硬い部分をWになるようにしてから装着します。
また、マスクをつけたあとはマスクに触れてはいけません。これができていないとマスクをつけている意味がありません。
たとえば、
- マスクの鼻上部分を触る
- マスクを外してはつけてを繰り返す
- マスクの上の部分を鼻と唇の間に乗せる
上記は一例ですが、マスクの外側にはウイルスがついていると考えて行動しないと感染予防効果がなくなります。
最後にマスクをこまめに交換する。
マスクが高騰していて手にはらないのは重々承知ですが、マスクを取って装着してを繰り返すと意味がありません。
- 食事のとき
- 化粧を治すとき
などなどマスクを外しますよね?
その際に交換するのが望ましいです。
うがい【新型コロナウイルスの感染予防③】
うがいも感染予防には欠かせません。
あまり効果がないという方もいますが、先程と同様で食事前や帰宅時にはかならず行いましょう。
うがいをするときには
- 口の周りを水で洗う
- 口をゆすぐ
- うがいをする
の流れでウイルスを洗い流しましょう。
【まとめ】新型コロナウイルスへの感染予防対策!【手洗いとマスクだけど注意点も】
基本的には、ウイルスがどこにいるかわからないということ。
口や鼻からウイルスが入ってくるからそれを阻止することを意識することが大切です。
これは新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザや風邪のウイルスでも同じです。
感染経路を意識してなぜその感染予防の行動をするのかを理解していないと全く感染予防効果がありません。
また、正しい情報を常に広い続ける意識も持ちましょう。当サイトの情報もすぐに古い情報になる可能性があります。
アンテナを高く正しい情報を集めてください。
もし、

という悩んでいるあなた。
基本的な手洗いから始めてみませんか?