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偽性高カリウム血症とは!採血時の駆血を注意しないとだめ?

 あなたは採血のときにこんな経験はありませんか?「駆血帯を長時間つけたままで、採血をした」これはだれしもが経験のあることかもしれません。しかし駆血帯を長時間した状態で採血をした場合、検査値に異常がでることがあります。それが今回紹介する偽性高カリウム血症です。偽性高カリウム血症とはなにか、なぜ採血のときに偽性高カリウム血症に気をつけるべきなのかを解説していきます。

偽性高カリウム血症とは

偽性高カリウム血症とは、本来正常値である血清カリウム値が何らかの要因によって、高値になっている状態を指します。

カリウムが高値になる原因は、細胞外要因と細胞内要因の2つがあります。

細胞外要因は、細胞から血液中にカリウム流出することを指します。激しい運動で筋肉が傷つくことや、長時間駆血帯をすることで細胞から血液中にカリウムが流出します。

細胞内要因は、血液中の成分から血液中にカリウムが流出することを指します。カリウムは赤血球に多く含まれています。何らかの要因で、赤血球が壊れる(溶血)することで、血液中にカリウムが流出します。また、血液が固まる過程でも、血液中にカリウムが流出します。そのため、白血球や血小板が血液中に多く存在する場合にも血液中のカリウムが高くなります。疾患としては、白血病などが挙げられます。また、看護師が行う花形業務の採血でも、細胞内要因でカリウムが高くなる場合があります。それが駆血帯を長時間した状態で採血をすることです。

採血のときには偽性高カリウム血症に気をつけるべき

カリウムは、疾患だけでなく、看護師の採血手技でも高くなることがあります。上記のように、長時間駆血帯を巻いたときや溶血したときは、血液中にカリウム流出し、結果としてカリウムが高くなることがあります。

採血のときには、駆血帯を長く巻き続けないこと、駆血帯をしながらクレンチング(手を開いたり握ったりを繰り返すこと)をしすぎないようにすることに注意して採血を行いましょう。

正しく採血手技をしないと、正確な血液データが見れません。看護師の腕にかかっているといっても過言ではありません。

まとめ

 偽性高カリウム血症とは、採血のときに偽性高カリウム血症にならないように気をつけるポイントを解説しました。採血のときには、駆血帯を長時間巻かないこと、駆血帯を巻いた状態で手を開け閉めさせすぎないことの2点に注意しておけば、偽性高カリウム血症になるリスクは減らせます。

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