看護技術

傾聴って具体的に何?不安を訴える患者への対応・看護

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 この記事は、不安になっている患者への看護師の対応や看護を、現役看護師がまとめています。

 手術前で不安になっている患者、精神疾患にり患しているため不安でしかたない患者と臨床の現場にいれば、いろんな種類の患者がいます。不安の原因はさまざまですが、不安に感じている患者への対応は基本的には傾聴が基本となります。これは、看護学校で必ず学びます。実習へいけばなにかと傾聴、傾聴と先生に言われたのが懐かしいですね。しかし、傾聴と言われても具体的に何をしたらいいのかなと疑問に思ったことはありませんか。
 今回は不安への対応・看護を見ていく中で傾聴についても触れていきます。

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不安な患者への対応・看護とは


 不安な患者への対応は傾聴です。もっといえば、言語的なコミュニケーションに加えて、背中をさする、、手を握るなどの非言語的コミュニケーションが不安な患者への対応には重要です。患者の話を聞くというのが、当たり前ですが、不安を取り除くための対応です。
 患者に限らず不安になっているときは、話を聞いてもらいたいものです。まれに話したくないという人もいますが、誰しもが話を聞いてもらいたいと思っています。しかし、話を聞いてもらいたい一方で不安感から正常な思考や判断ができなくなっている場合もあります。前回も解説したとおり、不安になっている患者は下の図のように不安の悪循環に陥っていることが多いです。落ち着いて話を聞ける環境を整え、安心して話せるようにしてあげることが大切です。そこで出てくるのが傾聴です。

傾聴とは


 傾聴とは、相手の話をそのまま受け止めて聞くことを指しています。ただ単に黙って話を聞くだけではありません。ここを勘違いしている方も多いと思います。聞くだけなら犬でもいいのです。看護師として、患者の話を受け止め、相手の不安がどこから来るのか突き止めて不安を取り除く、又は軽減することが看護師として求められるスキルです。
 では具体的には何をするのか。

ゆっくりとした口調で共感的に話を聞く


 話を聞くのは当然ですが、ピシャリと話を切るような話し方や何かを作業しながら話を聞いては、患者も本音で話しにくいものです。まずは静かに話せる環境を整えましょう。可能であれば個室、デリケートな話であればあるほど、プライバシーを保護できる環境で話を聞くことが大切です。
 話を聞くときには、ゆっくりとした口調で共感的に話を聞きます。共感的にとは、「あなたはそう思うのですね」とありのままの患者の言葉を受け止めることが重要です。

患者の背景を把握しておく


 傾聴ですから話を聞くのはいうまでもありません。話を聞く姿勢が大切です。まず一番重要なのは、相手の立場になってどうしてほしいのかを考えてから話を聞くことが大切です。たとえば、「不安で寝れない」という患者がいるとします。入院しているので当然病気のことで不安になっていると、看護師が思い込んでしまってはいけません。不安になっている理由もその人さまざまです。病気のことではなく、家族のことが心配になって寝れないかもしれませんし、経済的な理由で入院費のことが心配なのかもしれません。患者が病気のことだけで不安になっているだろうと高を括るのが一番よくありません。
 患者の現在の病気や患者の背景、家族関係、経済状況などをなるべく調べてから対応できるようにするとそのような勘違いは起こりにくくなります。患者の不安の原因はひとつとは限りません。ましてや不安になっている原因がわからない患者もいます。患者の背景を把握して話を聞く体制を整えてから、患者の話を聞きましょう。

不安になっている原因を聞き出そうとしない


 業務が忙しいあまり患者の話を十分に聞けずに、「これこれこういう理由で不安なんですね」という対応、又はそのようなニュアンスで簡単に対応してしまった記憶はありませんか。
 患者が不安になっている原因は無理に聞き出そうとするのはおすすめできません。無理に聞き出そうとすると、患者は無下に扱われたと感じ不満、不安が増長しかねません。
 患者自ら何が不安で今の状態になっているのかを気付けるように話を聞くことが大切です。

不安による症状を軽減する


 不安な状態になるとさまざまな症状が出ます。そわそわと落ち着かなかったり、のどが渇いたりします。症状を軽減するために、深呼吸を促したり、足浴を実施したり、温かい飲み物を飲んでもらったりしながら話をすることで落ち着いて話せます。不安による症状に対応したケアを行ってあげるといいでしょう。

まとめ

 不安な患者への対応は、傾聴です。傾聴といっても、ただ話を聞くだけが傾聴ではないことを解説しました。不安からくる症状を軽減しながら、患者が話しやすい環境調整を行い、不安について話せるようにしてあげることが看護師として求められる技術です。傾聴だけでは不安を取り除けない場合も多々あります。そのような場合はチームでの対応や、精神科へつなぐこと、心理士やそのほかの他職種と連携して対応することも大切です。

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