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必見!インシデントで辞めたくなった看護師の3つの対処方法!

マイナビ看護師 [求職者募集]
ナス子
ナス子
あーインシデントを起こしてしまった、、、わたし、看護師向いてないんじゃないかな、、、つらい、、、。
パイセン
パイセン
インシデント起こすと辛くなるし、なんだか自分が全否定されてる気持ちになるよね。今回はそんな気持ちをどう立ち直らせるか見ていこうか!

こんにちは、こんばんわ!
当サイト『看護師の森』の管理人で現役精神科看護師のハチ(@nurse_forest)です。

新人看護師の頃はどうしてもインシデントを起こしてしまいがちです。
しかし、インシデントを起こしてしまうとどうしても、下のように考えてしまいませんか?

  • インシデントを起こしてしまった
  • 私、看護師に向いてない
  • もう辞めてしまいたい

上のような経験はあなただけでなく、当サイトの管理人も実際に体験してきました。

新人の頃ってどうしてもつらくて短絡的に考えてしまいがちではないですか?

実際にインシデントから立ち直れなかったり、環境に馴染めず、入職して1年未満の間に辞めてしまう看護師が約1割ほどいます。

 

自分がダメなんだ、できない看護師なんだ、先輩や患者の目が怖いと必要以上に気にしてしまうと、自分の精神を病んだり、仕事ができなるかもしれませんよ?

 

今回は、どんなインシデントが多いのか、他の先輩・同期看護師のインシデントでの失敗体験談、インシデントをどうしたら予防できるのか、立ち直るにはどうしたらいいのかを紹介していきます。

 

マイナビ看護師 [求職者募集]

どのようなインシデントが多いの?

ナス子
ナス子
そもそもインシデントってどんなものが多いんですか?私だけが与薬忘れしてるんですよね?
パイセン
パイセン
そんなことはないよ!厚生労働省の調査だとお薬関係のインシデントが一番多いんだ!

厚生労働省の調査で約6,000事例のインシデントを分析した結果、下のような調査結果が出ています。これはインシデントの事例件数が多いインシデントランキングTOP10位を表したものです。

厚生労働省(全般コード化情報の分析について-医療事故情報収集等事業)

上のインシデントランキングをまとめると以下のようなことが見えてきます。

インシデントランキング分析

  • 一番多いのは、お薬関係のインシデント!
  • 点滴やドレーン管理も2位にランクイン!
  • 転倒や転落もやはり多く
  • お薬の準備もミスが多い!

などなど上のグラフを眺めているだけでも、あなただけがインシデントを起こしているわけではないことが良くわかると思います。

特にやりがちなインシデントは前例が多数あります。つまりインシデントに対する対策もたくさん考えられているということ!

あなたが失敗しやすい看護業務や観察項目があらかじめわかっているので対策しやすいということですよ!

インシデントを起こしたみんなの体験談

ナス子
ナス子
でも調査ではわかってても、どんなインシデントがあったのかイメージしにくいですよ・・・。
パイセン
パイセン
あー確かにね!じゃ管理人やほかの看護師がどのようなインシデントを起こしたのか体験談を交えてみていこうか。

採血の採血管を取り違えるインシデントの体験談

カン子
カン子
ナス子さん、入院患者さんがもうすぐ来るのでAさんの採血お願いしてもいいですか?あとで、私がBさんの採血やってきますので。
ナス子
ナス子
あ、わかりました。
(あー先生への連絡とか記録とかあるけど・・・。入院も来ちゃうのか!手伝わなきゃ!急いで採血してこよう!)

その日は、朝から忙しく、先生からの指示内容の確認の連絡や、注射の記録、入院受け入れと、自分の受け持ち以外の仕事などなどでバタバタ。

そんな中、患者Aさんに採血の指示オーダーが!!

周りのみんなも忙しいし、入院の対応もしなきゃと焦っていました。

普段なら必ず行う採血前の採血管のダブルチェックをしなかったり、採血の確認のための端末でのバーコード読み取りによる確認が抜けたりとずさんな採血を行っていました。

ナス子
ナス子
(・・・あ、採血スピッツの確認とかバーコードリーダーやったかな?)

と一瞬疑問に思った矢先。

検査室から連絡が!!

カン子
カン子
ねぇねぇ、ナス子さん!なんだかBさんの採血データおかしいみたいなんですけど何かありました?違う患者さんと間違えて採血してないですよね?
ナス子
ナス子
え?私は、Aさんから採血しましたけど・・・。

そこで、よくよく確認してみると、Aさんの採血時に、Bさんの採血管を間違えて持って行って採血を行ってしまっていた採血管取り違えのインシデントが発覚!!

幸い、検査室が確認の連絡を入れてくれたため、その採血データから検査やお薬調整などは行われませんでしたが、もしそのままスルーされていたらと思うとぞっとします。

与薬忘れしそうになったインシデントの体験談

カン子
カン子
あーもう外も明るいですね。やっと夜勤終わりですね。
ナス子
ナス子
そうだね。あとはごはん食べてもらって与薬して終わりだね。

夜勤明けの朝。いつもとおりお薬の準備行い、患者に食事を配りお薬を配り始めました。

いつも食事がゆっくりな患者Cさん。今日も食事が遅れており、お薬は食事が終わり次第とナースステーションに持って帰ってきていました。

ナス子
ナス子
あ、Cさん今日もお薬遅れるみたいです。
カン子
カン子
あ、いつもどおりだね。わかったよ。

とそのとき、患者さんが食事のお盆を誤って落としてしまい床が汚れてしまいました。

その対応に追われていてすっかりCさんのお薬を忘れ去ってしまっていました。

そして、申し送りをし始めたその時でした。

パイセン
パイセン
あれ?Cさんのお薬残ってるんだけど、先生からなんかオーダーあったの?
ナス子
ナス子
え??(・・・あ、完全に忘れてた!!)

と日勤スタッフの先輩からの指摘で与薬忘れのインシデントが発覚!!

私も夜勤スタッフに情報共有していたので、どこかで与薬してくれているよね?と思い込んでいました。

血圧の薬やそのほか主剤が入っているお薬だったので、もし与薬がされていなかったらと思うと、今でも怖くなります。

拘束帯が甘く膀胱留置バルーンカテーテルを自己抜去しそうになったインシデント

パイセン
パイセン
Dさんちょっと興奮が治まってきたし食事は拘束帯外してみようか。
ナス子
ナス子
あ、じゃ2人対応で食事してもらいましょうか。

その日は、アルコール依存症の患者Dさんが興奮が激しかったため、全身身体拘束を行い、膀胱留置バルーンカテーテルを挿入し、急性離脱の管理を行っていました。

入院当初に比べると興奮も収まり、疎通も取れるようになってきたため昼食を拘束帯一部解除にて摂取していただきました。

パイセン
パイセン
あと右手だけだから再拘束しっかり確認お願いね。
ナス子
ナス子
わかりました。ただ拘束帯の発赤があるので少し緩めにして、観察しつつ後で拘束帯をきついし直しますね。

食事も無事終わり、拘束部に発赤がみられ、Dさん自身も落ち着いていたため、拘束帯を普段より緩めにしました。

ここでの興奮が治まってきているというアセスメントが甘かったのです。

その15分後に観察のため巡回にくると、疎通がとれず興奮しているDさんが膀胱留置バルーンカテーテル触っている状況でした。

幸いにもバルーンは外れておらず、応援を呼んで再度拘束をし直しその場は何事もなく終わりましたが、もし、バルーンを引き抜いて出血や穿孔などを起こしていたらと思うとぞっとします。

 

なぜインシデント・アクシデントが起こるのか?原因とは?

上記のようにインシデントはさまざまな状況や原因で起こります。

主にインシデント・アクシデントは3つの段階ごとで原因を分けることができます。

上のように原因を分けることによってどこにアプローチすることでインシデントを防ぐことができ、カンファレンスでも活かすことができます。

学習ベースのインシデント

一つ目は学習ベースで発生するインシデントです。

看護師の行う医療処置や看護はすべてエビデンスに基づいて行われなくてはいけません。

しかし、初任の頃、新人の頃は、日々忙しい業務の中、医療処置のやり方は知っているけれどその意味がわかっていない、そもそも理解できていないということはありませんか?

インシデントを起こしたスタッフの知識が不足しているのに、以下で紹介する判断の仕方や行動の仕方を変えるというアプローチは間違っています。

 

たとえば、以下のようなインシデントの場合のアプローチはなんでしょうか?

「ダントリウムの点滴をフラッシュを行わずにダントリウムの点滴をしそうになった」

 

上記のようなインシデントであれば、「ダントリウムの点滴のときにはフラッシュをするという行動を注意する」という行動へのアプローチは正しくありません。

対策としてはそれでよいかもしれませんが、そもそものところは、「薬剤によってはそのまま滴下してはいけない薬剤もある」という知識が不足している可能性があるからです。

 

学習ベースでのインシデントでのアプローチは、インシデントを起こした業務に関する学習や知識の補強が必要です。

上記を例にするならば、点滴の薬剤にはフラッシュを行う必要がある薬剤があることを学習し、「点滴を行う前にどのような薬剤なのかを調べてから点滴を行う」「不安な場合には薬剤課へも確認する」などの対策を講じる必要がありますよね。

学習ベースのインシデントは新人の頃や転勤したての頃に発生しやすいので、事前に行う業務を確認して知識をつけておくことも大切ですね。

判断ベースのインシデント

2つ目は判断が誤っていた、アセスメントが間違って起こるインシデントです。

こちらは学習は十分にできていたが、患者へのアセスメントや判断ミスをしてお起こるものです。

上で紹介した拘束帯が甘くて膀胱留置バルーンカテーテルを外しそうになったケースが判断ベースで発生したインシデントです。

医師は治療、看護師は看護とすみわけしていますが、患者の側で逐一状況を観察しているのは、看護師です。そのため患者の流動的な状態の変化をその場その場で「判断」「アセスメント」して医師につなぐか、それとも経過観察するのかなどなどの決定を行っています。

判断を失敗すれば、死や事故に発展するものも少なくありません。

判断ベースでのインシデントは、判断ミスが起こった原因は何か、その時に行うべきだった「判断」「アセスメント」は何であったかをカンファレンスする必要があります。

上で紹介した拘束帯が甘くて膀胱留置バルーンカテーテルを外しそうになったケースでは「自己判断せずに複数スタッフでミニカンファレンスを行ってから拘束帯を一部解除を検討」、「発赤が改善するまで側で付き添う」などの対策が必要になりますよね。

行動ベースのインシデント

3つ目は、お薬の渡し間違えや採血管の取り違えなどの行動ベースのインシデントです。

「学習」、「判断」ともに間違っていないにもかかわらず、最後の「行動」で誤ってしまうものです。

上記の体験談からもわかるように、行動が誤ってのインシデントは、事故に直結しやすいため、もっとも対策を話し合わなくてはいけません。

特に上記で紹介したような採血管の取り違えやお薬の与薬忘れなどは治療の方向性や治療に直結しているため、起こしてはいけないインシデントです。

また、行動ベースのインシデントは、他の2つ「学習ベースのインシデント」「判断ベースのインシデント」に比べて、ミスが目に見えやすいものです。

行動は目に見えやすいため、そこばかりに注意が集中してしまいがちですが、インシデントの原因は行動だけでなく、学習や判断などに潜んでいることもあります。

原因が何であったのか、判断は間違っていなかったのか、などなど振り返ることが再発予防につながります。

インシデントから立ち直る3つの対処方法

自分が起こしたインシデントを振り返る

ナス子
ナス子
インシデントを起こしたことなんて、思い出したくもないです。
パイセン
パイセン
それが一番だめな対応だよ!振り返ることで気持ちの整理がつきやすいよ。

まず初めに行うのは、自分が起こしたインシデントを振り返ることです。

カンファレンスを行う前でも行った後でも、なぜそのインシデントが起こったのか?自分の学習不足はなかったか?判断は?行動はどこが悪かったのか?と段階を追って振り返りを行いましょう。

今回のインシデントがたまたま採血管の取り違えだったかもしれません。それがもし点滴を他の患者のものと取り違えていたらどうでしょうか?

インシデントはほかの業務にもつながるものも多いです。得るものが多いと言い代えれます。

自分が起こしたインシデントに落ち込みのは当然のことですが、それをずっと悩むのではなく、次に活かすように振り返りを行いましょう。

同期や先輩と話して気持ちを切り替える

ナス子
ナス子
反省しても反省しても気持ちが晴れません。
パイセン
パイセン
そういうときは一人で悩まず周りの人を頼ったらいいよ。

インシデントを起こしたら誰もが落ち込むものです。しかし、起こしたインシデントをなんども反省しても、起こしてしまったことは変わらないしどうしたらいいの?とつらくて苦しくなりませんか?

そういうときは一人で抱え込まず、同期や先輩と話をしましょう。今回はたまたまあなただったかもしれませんが、みんな必ず「自分も起こしえたインシデントだ・・・。」と思ったり、「昔、同じ失敗したなぁ・・・」と感じていたりするものです。

失敗することは誰しもがあること、大切なのは失敗から次につなげることです。

周りと話したり、相談したりして気持ちを切り替えて明日から仕事場にいきましょう。

ヒューマンエラーは必ず起こる!インシデントを繰り返さないように対策をする

ナス子
ナス子
私がいたらないからミスしてしまったんですよ・・・。
パイセン
パイセン
その認識が間違っているよ!人間はミスをするもの!
ヒューマンエラーは必ず起こるものとして仕事をすることが大切だよ!

人はミスをするもの。看護の現場、医療の現場では人が人を治療しています。もし、数百年後にはAIが治療する時代になっているかもしれません。でも必ず人間はどこかで関わっているはずです。

人間はミスをするもの。つまり、ヒューマンエラーは必ず起こるものです。

重要なのは、ヒューマンエラーは必ず起こるものととらえて、インシデントの対策を行うことが大切です。

ヒューマンエラーが起こっていても行動を起こす前にわかるように、手順やシステムを変える・整えることが本当の対策です。

インシデントを起こしたときには次に同じ過ちを繰り返さないように、「注意する」「確認するようにする」などあいまいな対策は本当の対策ではありません。

採血管の取り違えであれば、「どんなに急いでいてもバーコードリーダーで読み取り確認をする」など手順やシステムを変えて、「ヒューマンエラーが起こっても必ずわかる」というものしましょう。

失敗から学べるのが人間のすごいところなんですよ。

インシデントでひどい仕打ちを受けたのなら第4の対策は転職!

ナス子
ナス子
うーんでもやっぱりインシデントを起こしてもう今の病院では続けていけないかもしれません。
パイセン
パイセン
そういう時には無理に居続ける必要はないよ!辞めるのも賢い選択だよ!!

インシデントを起こして、なぜか「自分だけが悪い」というインシデントレポートを欠かされた経験はありませんか?

本来であれば、インシデントはいろんな人のチェックが漏れた結果なのに、そのようなひどい仕打ちを受けて看護師を続けられないくらい追い込まれてしまう方もいるかもしれません。

そんなときには、無理してその病院で看護師を続ける必要はありませんよ!

せっかく看護師の資格をとったのに、先輩・師長・事務次長に怒られて神経をすり減らして、あなたが体調や精神を病んでしまっては意味がありません。

今のつらい状況から逃げることは決して恥ずかしいことではありません。

環境を変えることであなたの良さが活きてくることもありますよ。

大切なことは、あなたがあなたらしく看護師を続けることができる職場にいくことですよ!!

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  6. 内定・入職

詳しくは以下の記事一覧でまとめているので参考にしてみてください。

 


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インシデントで辞めたい看護師のまとめ

インシデントを起こしたときにどう対処するのかについて簡単に紹介しました。

看護師の経験年数によってもインシデントが起こる原因が違います。同じインシデントを繰り返さないよう、ヒューマンエラーが起こらない対策を、先輩看護師と一緒に考えていきましょう。

採血でのあるある話や、点滴でのあるある話もまとめてあるので参考にしてみてくださいね。

 

繰り返しになりますが、インシデントに対して一方的に攻められる職場で無理して続けることは、あなたの体調を蝕み、精神的にやむ原因になりますよ?

無理して続ける必要は全くありません。

あなたにとって大きな決断となるかもしれませんが、転職も視野に入れることで心が楽になることもあります。

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