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看護師必見!精神科へ転職したときのメリットとデメリットを解説!

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 この記事は、忙しすぎる一般科から、スーパー救急の精神科へ転職した現役看護師である管理人の体験を元に記事にしています

 「毎日毎日、看護師業務に追われてなかなか患者と向き合う時間がなく、気がついたら患者が退院していた」「看護技術だけ上手くなって患者とのコミュニケーションが上手くできない」「処置が終わらず、他の先輩の目もあってサービス残業になってしまう」「看護師間の派閥争い、ギスギスした人間関係、先輩から後輩いびりにうんざりしている」
、、、これらはすべて私が経験してきた病棟での日常です。

 看護師として仕事をしていると、少なからず上記のような悩みを持ったことはありませんか?私は、毎日他の人の悪口ばかりいっている看護師の人間関係にうんざりして精神科に転職したクチです笑
 上記のような惨状で悩んでいる人は精神科での看護を考えてみても良いかもしれませんよ。
 けれども、精神科に行ったときの良い点と悪い点がわからないと精神科の看護師は目指せませんよね?

 そんないまの現状に少し悩んでいるあなたのために、今回は精神科で看護師をするメリットとデメリットについてまとめてみました。この記事を読めば、精神科も少しはいいかなっと思えるかもしれません。

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精神科へ転職する4つのメリット


 精神科へ転職すると、一般科での看護師とは全く別の看護師となることとなります。少なくともここは保証できるという4つのメリットは以下のようなものがあります。

精神科へ転職する4つのメリット
  • 看護師同士の人間関係が良い
  • 患者と向き合える時間が長い
  • 残業が少なくプライベートが充実する
  • コミュニケーション能力が向上する
  • 看護師同士の人間関係が良い


     看護師同士が影で悪口を言い合ったり、看護業務を手伝ってもらえなかったり、ということがありまへんか?精神科ではそのようなことはほとんどありません。
     そもそも精神科では看護業務が少なく、処置や業務に追われるということがほとんどありません。急性期や慢性期によって業務に違いはありますが、精神科では時間がゆったりと進んでいきます。
     そのためか看護師同士の人間関係がとても良いです。そもそも一般科のように目の前の看護業務をこなせば良いということはなく、患者の目に見えない精神症状を看護師同士で共有しなくてはいけません。当然看護師同士のコミュニケーションが増えるので、お互いのことを知れて連携を取るのが当たり前になっていきます。看護師の得手不得手はありますが、スタッフで協力していく雰囲気が自然とできています。
     看護師がギスギスしていると、患者の精神症状に影響が出ますので、スタッフがおおらかな雰囲気になるのは当然かもしれません。

    患者と向き合える時間が長い


     看護業務に追われることが少ないので、看護師が患者と関わる時間をたくさん取ることができます
     患者の症状は、視覚的データ、血液検査データ、画像検査などで出てこないことがほとんどです。患者の精神症状は、患者と関わることでしか知ることはできません
     統合失調症の陽性症状である幻覚や幻聴、妄想といった症状は目には見えません。どの程度の幻覚なのか、どのような幻聴が聞こえているのか、どんな妄想なのかは話してみなくてはわかりません。
     興奮している患者や、イライラしている患者は何が原因でなっているのかは採血のデータではわかりません。(そもそも採血させてくれるかわかりません笑)興奮の原因が薬剤性なのか、スタッフの対応なのか、入院に納得していないからなのか、家族への感情なのか、患者それぞれで全く違います。

     良くも悪くも患者と向き合うことでしか患者の状態を知れません。
     嫌でも好きでも患者と関わる時間は長くなります。寄り添う看護をしたいという看護師には精神科での看護がぴったりです。

    残業が少なくプライベートが充実する


     看護技術や処置で仕事が終わらない、突然病態が急変して帰ろうに帰れないといった経験はありませんか?
     精神科では上記のようなことは稀です。というかありません。
     急性期でも慢性期でも残業が少なく(ほとんどなく)、定時に帰ることができます。17時終わりで、そこから映画を見に行くのも飲みに行くのも自由です。
     処置や気を使う医療技術もないので、体力的に楽です。余った体力をプライベートの時間に使えるのが、精神科のメリットでもあります。

    コミュニケーション能力が向上する


     患者との話が途切れて何を話したらいいのかわからないということはありませんか?
     精神科では話すこと、聞くことがが仕事になります。無言の時間もコミュニケーションに含まれます。半年くらい精神科にいると、話すこと、聞くことで患者の症状を知ることができ(情報収集)、患者が今どのような状態なのかアセスメントできるようになります。
     たとえば話が続かず無言の時間があったとしても、無言の時間も周りをしきりに気にしていたら幻聴体験に左右させているかもしれませんし、無言で一点を見つめているときには思考が中断される無為状態やうつ状態になっているのかもしれません。
     患者ごとでコミュニケーションを通して得られる情報は違います。自分と合う患者、合わない患者がいると思いますが、看護師としてのコミュニケーション能力は必ず向上します。話をせず看護技術だけを磨きたい人もそれはそれでかっこいいと思いますが、コミュニケーションを通して患者の状態を把握できる看護師を目指すのも素敵だと思いませんか?

    精神科へ転職する3つのデメリット


     精神科にいくとメリットだけでなく、当然ながらデメリットもあります。以下のような3つのデメリットがあります。

    精神科へ転職する3つのデメリット
  • 看護技術が低下する
  • 暴力や暴言の被害にあう
  • 精神的に疲れる
  • 看護技術が低下する


     上記でも触れましたが、精神科では医療処置が少なく、看護技術を使うことがありません。そのため、看護技術は低下します。
     精神科で行う医療的な介入といえば、採血、点滴くらいです。拘束が必要になれば、留置カテーテルや導尿などをすることもありますが、件数としては少ないですし、拘束になるときに立ち会っていないとなかなかする機会もありません。
     採血に関して言えば、入院時に外来で採血して入棟するのでやる機会もほとんどありません。採血を定期的に行うのは、アルコール依存症患者の栄養状態の確認のため、水中毒の電解質バランスや鬱患者のリチウムの血液濃度を調べるためや、クロザリルという薬の経過検査のために行う程度です。
     点滴に関して言えば、アルコール依存症の患者のコルサコフ症候群予防のために行うビタミン点滴、摂食障害や栄養失調患者への点滴くらいで件数としては多くありません。
     
     現役精神科看護師の管理人の実感としては、週に数回点滴を行う程度で、夜勤に入って採血があるのは4~5人程度といったところです。拘束になる患者への留置カテーテルも月1件あるかないかくらいのものでしょう。

     あとは何をしているかというと、不穏状態の患者対応や、患者とのコミュニケーションを主に行っています。

     上記のとおり、看護技術を行う場面は非常に少ないのが現状のため、看護技術は下手になっていきます

     

    暴力や暴言の被害にあうことも


     精神科は暴力や暴言の被害にあうことが日常茶飯事と思っている看護師も少なくないと思います。実際に管理人も暴力の被害にあいそうになったことはありますが、絶対数としては少ないです。
     また、暴力の被害にあうことに関しては非常にまれです。不穏状態の患者への対応は、基本的に複数対応ですし、一定の距離感をもって接することで暴力の被害にあうことは少なくなります。
     管理人が暴力の被害にあいそうになったときも、患者との物理的な距離感をしっかりと取っていなかったためで、一般科から異動してきて間もないころでした。

     要するに暴力被害にあうのは、精神科に慣れていない看護師や攻撃的なかかわり方をする看護師であるということです。一概に精神科は暴力被害にあうから危険という認識は間違いです。暴力被害にあうことを大っぴらに出しているサイトは、精神科をよく知らない方が書いたものなのでしょう。

     患者との物理的な距離=殴られそうになっても避けられるor手で防御できる距離をとっていれば暴力被害にあいません

     また、患者の刺激になるコミュニケーションをしなければ、暴力行為に及ぶことはほとんどありません。指示的なかかわりや命令ともとれる対応をしなければ患者が易怒的になったり興奮したりといった状況にはなりません。暴力をふるいたい患者はいません。幻覚や妄想にとらわれて自分自身を守るために手が出るだけです。そこを勘違いせずに関われば、暴力の被害にあうことはありません。

     精神科で暴力の被害にあうことはあります。しかし、しっかりと物理的な距離、真摯なかかわりを行っていれば暴力の被害にあうことはほとんどありません

     ネット上の情報に振り回されて、正しい情報を拾えない看護師にはならないでください。

    精神的に疲れることも


     一般科では、処置に追われて肉体的に疲労することが多々あります。精神科は処置に追われない代わりに、患者の幻聴や幻覚の話を聞いていて疲れてしまったり、死にたいという話を小1時間聞かされたりと、精神科での看護は精神的に参ることがあります。肉体的な疲労と精神的な疲労は比較しがたいですが、これも看護師によってストレスに感じやすいのは違うと思います。

     管理人も精神科に来たばかりのときに、隔離室に入っている患者を一時的に洗面に出ていただいた際に、「看護師さんの後ろに影が見えるから隔離室の中には入れない」と隔離室への入室を拒否されて長い時間対応したことがあります。まぁいまだにそのようなことは多々ありますが(笑)「えーもう頼むから刺激遮断のためにも隔離室に入って身体を休めてよー」と思うこともありますが、これも私が選んだ道ですからね(笑)

     身体を動かして医療処置をバンバンやりたいという方は一般科のほうがあっているかもしれません。逆に、患者と腰を据えて話したい、関わりたいという看護師は精神科向きかもしれません。

    まとめ

     現役精神科看護師の管理人の体験談も交えながら、精神科へ転職したときのメリット、デメリットを解説してきました。精神科への暗いイメージを少しでも払拭できればと思い記事にしたので参考にしてくださいね。そして、少しでも「精神科に興味を持てたよ」という看護師さんは、ぜひ次に転職するときに精神科への転職も一つの案としてみてください。一緒に精神科看護していきましょう!^^

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