看護技術

3分で解説!双極性障害にみられる躁状態の看護や対応

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双極性障害をはじめとする精神疾患にみられる躁状態の患者への対応や看護には手を焼いている看護師も少なくないのではないでしょうか?同調しすぎても、冷静すぎる対応でも躁状態を増長してしまうので困ってしまいますよね。ここで今一度躁状態の患者への看護を整理してみませんか?

今回は、躁状態の看護について簡単に解説していきます。

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双極性障害の看護問題とは

双極性障害の躁状態では、気分の高揚、観念奔逸などが特徴的です。爽快な気分である一方で、しばしば度を超えた行動が見られたり、ちょっとしたことでもイライラや興奮したりします。

患者には、自覚症状がない場合が多いですが、日常生活がままならないこともあります。たとえば、無駄な買い物をしてしまったり、食事量をコントロールできなかったり、トイレやお風呂などの行為もできていなかったりします。

爽快な気分になっていると、患者は自分が病気であるという病識も薄れていき、通院や内服の必要性を感じなくなります。結果、通院や内服の中断、入院治療に抵抗をみせます。

思考や行動が抑えられないこと、日常生活がままならないこと、病識にかけて治療に非協力的であることなどが躁状態では看護問題となってきます。

双極性障害に見られる躁状態の看護、対応とは

躁状態で問題となる以下のことに対応した看護を行うことが大切になります。

躁状態での看護問題
  1. 思考や行動が抑えられない
  2. 日常生活がままならない
  3. 病識にかけて治療に非協力的である

これらの症状に対応した看護は以下のようになります。

思考や行動の亢進を抑える

躁状態の患者は、自己中心的な思考やコントロールを失った状態にあるため、言動や行動がまとまらず、周囲への影響が大きくなる。たとえば、無駄な運転をしようとしたり脱衣したりする逸脱行為、友人や家族への暴言暴力などといった危険行為や迷惑行為がある。

まずは、個室や刺激の少ない環境を患者に提供して、患者自身や周囲への影響を最小限にとどめることが重要である。

躁状態では、ささいな言葉や医療スタッフの関わりへのクレームなど易刺激的となる。

患者に直接関わる看護師は、声のトーンや表情を落ち着いたものにして関わる。また、患者が明らかにおかしなことや要求をしてきても、過敏に反応して否定し議論したり、説得したりする対応は避けます。また、患者が一方的に話して話が切れない場合には、内容を要約して「これこれこういうことですね?」と伝えましょう。長時間の会話は患者の刺激となり、躁状態を悪化させる可能性があります。

看護師はチームで対応を統一して、首尾一貫した対応をできるように情報共有しましょう。

看護師によってカラーやキャラクターが違うのは仕方ないことですが、冷たすぎる対応や説得するような態度で関わると刺激になります

患者の感情を否定せず、同調できる部分には同調することで、患者が看護ケアに協力的になることもあります。

清潔行為や食事などの日常生活を調整する

躁状態の患者は、自己評価が過大になり思考や行動が誇大化する一方で、判断力が低下します。その結果日常生活動作がまとまりないものになります。

思考がまとまらず、トイレや更衣、入浴などの清潔行為ができない場合には、排泄や清潔動作が安全にしっかりできるように介助します。

暴飲暴食の場合には、多動による消費エネルギーも加味し、単純に食事量を制限せず、一回の量を減らして回数を増やしたり、間食を促したりして工夫して関わります。

お金の管理ができず浪費してしまう場合は、家族の協力のもとで調整し、現実的にお金を使えるようにします

内服の管理と副作用の確認

躁状態のときには、思考がまとまらず、病識に欠けます。基本的には治療や内服の必要性を説明が必要です。しかし、躁状態ではなかなか病識が持てないこともしばしばあります。

まずは、内服がしっかり行えているか確認します。医師の指示に基づいた気分安定薬、不眠時の頓服、鎮静薬などを与薬し、休息がとれるように関わりましょう

また過鎮静状態になっていないか、リチウム中毒をはじめとする副作用が発生していないか観察します。

気分が落ち着いてきた段階で、しっかりと内服や治療の必要性を理解してもらうための疾病教育を促していきましょう。

まとめ

双極性障害にみられる躁状態の看護や対応を解説しました。患者がまとまりがなく無謀な要望や攻撃的な発言をするのは、病状として出ていることを理解して対応し、患者の言動に左右されないことが重要です。議論や説得などは躁状態を悪化させる原因にもなることを念頭に、患者と関わりましょう。

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