転職・退職

看護師の退職手順と転職の流れを解説!退職準備~正式な退職日の決定まで

マイナビ看護師 [求職者募集]

 今まさに看護師を辞めたいと思っている人、辞めようとしている人。あなたのことです。そんなあなたの退職・転職が円満なものになるように、よりよい職場が見つかるように応援するのがこのサイトです。

 この記事では、いままさに看護師を辞めて、退職しようとしているあなたには、退職までの手順を、退職後にすぐに転職しようとしているあなたには、転職までの流れを解説しています。

 退職しようと思うけども、どういう手続きを踏めばいいか心配になってる人、今よりもいい職場が見つかるかなと不安なあなたにも読んでいただきたいです。この記事を参考に円満退職・転職しましょう。

マイナビ看護師 [求職者募集]

退職する意思を固める

  • 「なんとなく辞めたいなぁ」
  • 「周りのスタッフとか師長の反応見てから辞めるかなぁ」
  • 「他の看護師の退職動向とか聞いてみるかなぁ」
  • などなどと退職を中途半端な意思で決めると大変な思いをするかもしれません。

  • 「先輩と折が合わない!!」
  • 「師長とか周りの言葉がむかつく!!」
  • 「患者からセクハラされたしもう無理!!」
  • などなどと勢いで辞めてしまうのも、辞めた後に後悔することになるかもしれません。

    辞めるのなら辞めるなりにしっかりと自分の中で理由を見つけ、退職する意思を固めましょう。

    もし、本当に辞めるのであれば、辞めたいと思う原因になっているものが何かしっかり考えましょう。

    例えば、病院ならどこでもありえることならば、他の病院に転職しても同じ思いをするかもしれません。辞めるよりも働きながら辞めたいと思う原因の改善方法を考えましょう。

    また、病院ではだめだと思えば、老健や特養などの介護施設への転職。企業保健師や治験コーディネーターなどのへの転職もありでしょう。

    退職の時期や退職後のことを考える

  • いつ頃退職するのか?
  • 転職先を見つけて、退職後すぐに働き始めるのか?
  • 退職後はしばらくゆっくり休み、ブランクありで就職するのか?
  • 1~3か月後には辞めたいのか、今年度限りで辞めるのか、自分の中でだいたいこの時期までに辞めたいという目安をつけておきましょう。

    また退職後、すぐに別の病院で働くのであれば、退職の手続きをしながら転職活動もしなくてはいけません。
    退職後は、ゆっきりと英気を養い、貯金を切り崩しながら生活するのであればどのくらい1か月にかかるのか、いつまでもつのかなどなど計算しておきましょう。

    合わせて読みたい記事!
    •  働きながら転職先を見つけるのなら転職サイトを利用するのが一番!あなたに合った求人探しから面倒な面接日程調整まですべて無料で行ってくれます。転職サイトは50社近くあり中には悪質なサイトもあります。当サイトのおすすめ転職サイトのランキングはこちらから確認を!

     

    引き留められにくい退職時期に辞める

     

    年度末の3月に辞めて、4月から新しい職場に就職するというのが理想的な辞める時期です。また、夏期特別賞与、冬期特別賞与いわゆるボーナスあとに辞めるのも一つの手です。看護師も人間なのでもらえるものはもらってから退職しようと考える人が大半です。当然ながら6月、7月末や12月末に辞める人が多くなるので、求人情報もたくさん出ます。辞めやすいというよりは、転職先が見つかりやすいと言えます。

    しかし3月末に辞めるのが一番辞めやすい時期と言えます。その理由は、4月に入ると、新人や中途採用で就職する人が増えるため、指導や教育プログラムが始まりますし、新しい委員にも指名されたりと辞めにくい要素が増えます。切りよく3月末を狙ってタイミングよく辞めていきましょう。

     

     

    なぜ退職・転職するのか考え、退職について伝える時期、タイミングを伺う

    タイムリミット:退職する3か月前まで

     現在の仕事場を辞めるにあたって、当然退職することを伝えなくてはいけません。しかし退職することを伝える前に5つのステップを踏む必要があります。それが以下の5つのステップです。

    1. 辞める理由、転職する理由を明確化する
    2. 家族へ退職・転職について理解を得る
    3. 就業規則を確認する
    4. 病院の暗黙退職ルールを確認する
    5. 直属の上司(師長)へ相談の日にちを調整する

     円満退職をするためにも5つのステップを必ず守って退職することを伝える準備を行ってください。

     

    辞める理由、転職する理由を明確化する

     

     看護師という職業は、平均転職回数が約3回と、転職することが多い職業です。その退職・転職する理由は人それぞれでしょう。

     例えば、今の職場の雰囲気や人間関係、はたまた特定の看護師が苦手という方もいるでしょう。また、看護師としてより、いろんな分野に触れて自分のスキルを上げたい方もいるでしょう。そのほかには、今の業務量と給料面で不満があるから転職したいという方もいるでしょう。

     いろんな理由はあれど、いざ退職するとなった時には、そのもやもやとした「退職・転職したい理由」を明確な「退職・転職する理由」へとする必要があります。この「退職・転職する理由」を明確化するということが円満退職・転職に繋がります。もし、なんとなく転職したいという方は今一度胸に手をあてて(あ、気持ちだけですよ)、なぜ退職したい、転職したいと思ったのか問いただしてください。

     「辞める理由、転職する理由」を明確化しておかなくては、この後のいろんな場面でぶれることなります。

     例えば、退職するときには師長へ退職することを相談しなくてはいけません。その時に、曖昧な退職理由、気持ちだと、引き留められたり、丸め込まれたりしてしまいます。また、転職先の病院へ面接に行った際に、中途半端な理由で受け答えしていると内定をいただけない場合も多々あります。

     今後ぶれが生じないように必ず、辞める理由、転職する理由は明確にしておきましょう。

     ちなみに表向きの理由と裏向きの理由があると思います。表向きはスキルアップ、裏向きは人間関係で疲れてしまったから等でもいいと思います。そこに明確な理由があればぶれることはありません。当然ですが、裏向きの理由は面接時には絶対言わないでください。そのためにも、自信をもって言える表向きの辞める理由を決めておいてください。

    看護師が退職するときに引き留められない退職理由

     看護師が退職したいと思うきっかけとなった退職理由のランキング

     

     

    家族へ退職・転職について理解を得る

     

     家族への退職・転職について理解を得るタイミングで、もっともダメなタイミングは、事後報告です。つまり、退職することを現在の職場に伝え、転職先もすでに決まっているというのが一番最悪のパターンです。

     家族への退職・転職について理解を得るタイミングは、退職することを考えている段階でするべきです。家族に相談したうえで、現在の職場に退職したい気持ちを伝えましょう。それが筋です。一緒に暮らしている家族に相談なしでの退職・転職することは、家族からの信頼をなくす上に、経済的な面での不安を煽る結果となります。職場より友人より先に家族に退職・転職したい旨を相談しましょう。

     また、上でも述べたように、家族には正直になぜ退職したいのか、転職したいのかを伝えましょう。表向きの理由も当然ですが、裏向きの退職理由があるのであればそれも伝えましょう。あなたを一番近くで見てきた家族ですから、あなたが辛い思いをして、苦しい想いをして仕事していたことはわかっているはずです。もし、反対された場合にはなぜ反対なのかをしっかり聞きましょう。いわゆる傾聴です。しっかり家族の想いを受け止めたうえで、それでも退職・転職したいということを説明し、納得を得てから退職・転職するべきです。ここは定型のパターンがあるわけではありません。それぞれの家庭・家族でしっかりと相談して、納得したうえで退職・転職しましょう。

    圧倒的な家族の理解と応援を得る家族への退職・転職理由の説明方法

     

     

    就業規則を確認する

     

     看護師の退職に当たっては、仕事場(ここでは病院とします)の就業規則に、「退職を伝えるのは○○までに退職届を提出する」「○か月前に退職の意思表示する」等と記載されている場合がありますので、必ず就業規則を確認するようにしましょう。

     ちなみに民法上では退職する日にちの2週間前までに仕事場に申し出を行う、または、2週間前までに退職届を提出することで本人の意思により退職できると規定されています。たとえ、就業規則に1か月前等と記載されていても、法律を無視することはできないので、その就業規則は無効となります。しかしなるべくトラブルを避けたい方や急いで退職したいというわけではない方は就業規則を確認して退職するほうが円満退職となりやすくなります。看護師の仕事は特殊で2か月前くらいにはシフトが出来上がっていることが多いので、退職後に同僚へのしわ寄せが起こらないように1~3か月ほど余裕を持つほうがいいでしょう。

    退職時に確認する項目としては上記の他にもあるのでまとめておくと以下のようなものがあります。

     

    • 退職に関する規定の確認

     通常は就業規則に退職の項目があるので、就業規則の冊子を確認しましょう。(もし紛失した場合には総務課、事務課にいけば受け取ることは可能です。)だいたいの病院では「1か月前」「2か月前」と記入されているケースが多いです。

     ※もし現在の仕事場の就業規則に通常では考えられないほど逸脱した就業規則であれば、労働基準監督署に問合せ・相談することもできます。

     

    • 退職日までに有給休暇の消化する、又は、消化しきれなかった有給休暇の買い取り

     看護師の職場では、有給休暇を取りにくい状況が慢性的にある状態です。そのため、退職直前になって残っている分の有給休暇をまとめ取り、まとめて消化する人も少なくありません。もし、有給休暇をまとめ取りしたいと考えているのであれば、以下で説明する師長への退職意思を伝える際に有給休暇のまとめ取りが可能か確認しておくことが大切です。

     どうしても職場のシフトや日程から有給休暇を消化しきれない場合にはどうするかです。その場合には病院側に残った分の有給休暇を買い上げ・買い取りしてもらえないか相談するのが良いです。

     原則として、有給休暇の買い上げ・買い取りは法律上できないことになっています。しかし、退職や時効が来て、有給休暇が消滅する場合には有給休暇の買い上げ・買い取りが可能となっています。

     原則有給休暇の買い上げ・買い取りはできないため、確実に有給休暇の買い上げ・買い取りをしてもらえるかはわかりません。また、有給休暇の買い上げ・買い取り額についても、法律上に明記がないため、非常に低賃金での計算になる場合もあります。そこはもらえるだけ目をつぶるしかありません。

     いずれにしても、有給休暇の買い上げ・買い取りが可能な場合もあるので、有給休暇の消化、有給休暇の買い上げ・買い取りについて病院側と相談するのが賢明です。

     

    • 退職日までの残業代の計算・請求

     看護師はどうしても残業が多い職業です。例えば終業直前のナースコール・ドクターコール、看護記録、入院退院対応等さまざまな理由でサービス残業することが多いですよね。そんなサービス残業代をしっかり回収したいと思う人も多いはずです。

     残業代の時効はなんと過去2年間分です。もしタイムカード制、日報制ならばサービス残業したという証拠になりますので、記録として持っておきましょう。それを元に残業代の請求ができますので捨てずに持っておきましょう。

     残業代の回収方法としては、直接病院に交渉する方法、弁護士を経由する方法等さまざな方法がありますので、以下の記事にまとめておきます。

     知らないと損する?退職時の残業代の回収方法を解説!

     

     

    病院の暗黙退職ルールがある場合もある

    看護師として仕事をしていると看護師間や病棟での暗黙のルールが存在しますよね。例えば、経験年数が短い看護師がナースコールを取る、休憩時間には上座・下座が存在する、1年目は結婚してはいけない等々上げるとキリがありません。

     普段の仕事での暗黙ルール以外にも、個々の病院や病棟ごとで退職時の暗黙のルールがある場合もあります。例えば、退職時期が先輩看護師と重なった場合には、経験年数が長い看護師から順番に退職するため、自分の退職時期がずれる等です。

     こればかりは、同僚に確認するわけにもいきませんので実際に相談してみてからという、開けてからのお楽しみ状態です。とにかく、退職の意思が固まったのであれば早い時期から動いていくことが重要です。

     

     

    直属の上司(師長)へ相談する日にちを調整する

    さて、上記の4つをクリアしたうえで、最後のポイントである直属の上司(師長)へ相談する日にちを調整します。忙しい業務の中、切り出すのは勇気がいりますが、「折り入ってお話がありますので、時間を作っていただけませんか」「ご相談したいことがありますのでお時間をいただける日はありませんか」等、暗に退職の相談をすることをにおわせておきましょう。

    ちなみに、はじめから日程調整せずに退職について相談することもありかもしれませんが、ここは社会人として、アポイントを取って腰を据えて話せるように時間を作っていただきましょう。病棟内で話していて、話の途中で、途切れてしまうようなことになっては二度手間です。

    また、直属の上司とは基本的に病棟であれば師長ですし、施設であれば施設長に当たります。間違ってもプリセプターや同僚、先輩看護師等に相談してはいけません。

    師長も相談の日程調整となれば、退職に関する相談かもしれないとわかりますので、「○○日の〇時から・・・」と具体的な日にちを示してくれます。あとはその日目掛けて引き留められない退職理由を練り上げておきましょう。

     

     

    退職後の転職先を探す

    タイムリミット:退職する3か月前まで

    ※もし、退職後はしばらく無職のままという方は飛ばしていただいて構いません。退職後すぐに就職する人は確認してください。

     

    退職してすぐに別の病院や施設等で働く予定になっている方は、退職の手続きと並行して、転職の準備もしなくてはいけません。退職してすぐであれば、転職先への履歴書提出、面接、試験、見学等の日程調整等があります。先方の予定もわからないので、1~3か月前から転職先を探し始めるのが妥当でしょう。

    看護師の転職先を探す方法としては以下のような方法があります。

    1. 転職サイトを利用して探す
    2. 自分で探す
    3. ハローワークへ通って探す
    4. ナースセンターを利用して探す
    5. 友人・知人の紹介で探す

    当サイトでは、看護師転職サイトの利用をおすすめしております。おすすめの看護師転職サイトBEST3も紹介しています。詳しくは別の記事にまとめてありますので参考にしてください。

     

     

    看護師が転職する方法

     

     

    退職することを直属の上司(師長)へ伝える

    タイムリミット:退職する2か月前まで

    さて、いよいよ師長へと退職意思を伝えるときが来ましたね。基本的に看護師の退職時に想定されるのは以下のようなものです。

    • 引き留めにあう
    • 引継ぎができないと言われる

    いずれの場合も共通することは、退職せざる負えない理由があること、具体的な退職日、入職日が決定しており時期をずらすことは不可能であることを伝えることです。

     

    どうしても辞めさせてもらえない場合には、法律上退職届提出から2週間後に本人の意思で退職することができますので参考までに。強行手段は最後の最後にしておきましょう。はじめからちらつかせるのはナンセンスですし非常識です。

     

    引き留めに合う

    退職理由を伝えても、「そこをどうにか」「賃金アップするから」等と理由を付けて引き留めにあうことはまず間違いありません。上記でも説明していますが、引き留めに合わない退職理由をしっかり伝えること、退職せざる負えない理由・状況にあることを伝えることがポイントです。

    また、曖昧な理由や曖昧な退職時期を提示すると、引き留めに合う可能性が増しますので、具体的かつ退職せざる負えない理由、具体的に〇月○日までに辞めると伝えましょう。具体的であることが重要です。

     

    引継ぎができないと言われる

    退職する意思を伝え、その場はすんなり終わったとしても、委員会や現在の仕事の引継ぎをさせてもらえない、できず、退職の日にちが決まらないケースもあります。

    ここでも重要なのは具体的に伝えることです。「○月○日から〇〇病院(転職先)に入職することが決まっているため、退職する時期をずらすことは難しい」と具体的に説明し、引継ぎの日程調整をしましょう。

    やむおえない場合には夜勤明け、夜勤前等に早めに出勤するなど、こちらも日程調整をしますよという姿勢を見せましょう。それでも難しい場合には休みの日でも出てきて引継ぎの日程調整ができると伝えましょう。さすがにここまで言えば、引継ぎの日程調整をしてくれます。

     

    引き留めにあった時の対処方法

     

     

    現在の職場(病院側)と正式な退職日を決める

    タイムリミット:退職する1~2カ月前まで

    師長に退職の意思を伝えた後は、しばらく待つことになります。師長から看護部長や事務長へあなたが退職する旨の連絡をし、正式な退職日を決定します。病院側のシフトや業務予定等もありますので、少なくとも1か月先に退職日がくることがほとんどです。転職先への入職日がくれぐれも早まらないようにうまく日程調整を行ってください。

    退職日が決定した後には、下記にも記載がありますが、退職までの流れを確認してください。病院ごとでこの時期までに退職届がほしいと提示されることもあります。円満退職のためにも、スムーズな対応に心がけましょう。

     

    まとめ

    いかがだったでしょうか。

    看護師が転職時の準備から正式な退職日の決定までの解説を行ってきました。基本的には退職理由を具体的にして毅然とした態度で伝えることができればまず失敗することはありません。強い意志をもって退職意思を伝え、円満退職になるように努力しましょう。

    次回は退職届の書き方から退職・転職までを解説します。こちらも参考にしてください。

     

    また、当サイトでおすすめしている看護師転職サイトはこちらをチェックしてください。

    マイナビ看護師 [求職者募集]
    マイナビ看護師 [求職者募集]
    管理人が実際に使った転職サイト3選!
    利用した看護師の96%以上が満足と答えたマイナビ看護師も大手の転職サイトです。
    看護師の転職後定着率に徹底的にこだわっていますので、あなたが気になる教育制度がどうなっているのか、残業の有無などを詳しく調べて、転職前後で違いがないようにしています。県宗教制度が整った大学病院や総合病院などの給仕が多いのが特徴です。
    運営会社 株式会社マイナビ
    対応地域 全国
    転職支援金 なし
    公開求人数 25,000件

    詳細ページ公式ページ

    あなたの希望の求人が見つかるまで徹底的に探して最後までサポートしてくれるのが看護のお仕事です。
     求人の量、転職コンサルタントの質ともに業界トップクラス。たくさんの情報の中から病院の内部情報を詳しく教えてくれます。初めの転職、スキルアップしたいという看護師さんが多く使っています。
    運営会社 レバレジーズ株式会社
    対応地域 全国対応
    転職支援金 なし
    公開求人数 20,000件

    詳細ページ公式ページ

    非公開求人数が業界トップクラスに多いナースではたらこ。
    取り扱っている求人情報も業界トップクラスです。特に全国エリア別に転職コンサルタント担当制になっているので、地元ならではの情報を持っています。また、看護師のみならず、准看護師、保健師、助産師、訪問看護などの求人にも強い。高給の非公開求人を探すならここですね。
    株式会社 ディップ株式会社
    対応地域 全国対応
    転職支援金 なし
    公開求人数 91,500件

    詳細ページ公式ページ